モニエル瓦 下塗り

先週の土曜日は、前橋市荒牧町の現場へ行ってきました。
この日は屋根の下塗り1回目と軒天塗装

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北の屋根はこんな感じに

南は下塗り塗装の途中です。

屋根下塗り使用材料は、KFケミカル㈱:セミフロンバインダー
さて、お見積りを取られたことがある方、塗料の名称まで見ますか?
見ても何が何だかさっぱりわからないという方も
多いのではないでしょうか。
今日は下塗りの材料について少し書いてみます。

○○プライマー、○○フィラー、○○シーラー、○○バインダー、○○サーフェイサー
という言葉を見ることがあると思います。

○○はメーカーの塗料の名前。
そのあとのプライマー、フィラーなどは下塗りで使用される塗料の名前で、
それぞれ機能が違います。

素材の種類や、素材の劣化状況に応じて使い分けるのですが
共通して言える下塗り塗料の機能は、
上塗りで使用する塗料と、素材を「密着させる」役割をする塗料だという事。
フィラー=下地調整+密着させる   
シーラー=上塗り材の吸い込み止めや、吸い込みムラを防ぐ+密着させる

素材や、素材の劣化状況によって下塗りの材料を使い分けます。

塗料の名前はメイカーによって様々ですが、お見積りを取ったらぜひ参考にしてみてください。

明日はまた雨模様になりそうですね☔☔☔

蒸し暑い日が続きますので体調にはくれぐれもお気を付けください。
今日も一日、お疲れ様でした(^^)/

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クリアー塗装 コーキング

先日、前橋市表町のクリアー塗装のお宅が完工しました。
梅雨の雨の影響で、少々工事が延長してしまいました。
誠に申し訳ございません<m(__)m>

弊社ではクリアー塗装の場合、コーキング部の塗膜は、剥離することがあるので
コーキング部分を後打ちしています。(外壁をクリアーで塗装した後からコーキングを打ちます。
つまりコーキングの上には塗膜がない状態です)
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実際のコーキング部は、このような感じになります。

外壁材が、サイディングやALCが使用されているお宅は
塗り替えをする時、コーキングの補修もされると思います。

コーキング材と塗膜(塗料)、2つの材料の相性などもありますので
専門知識のある方のアドバイスを受けて塗り替えをする事をお勧めします。

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前橋市荒牧町モニエル瓦塗装

梅雨本番!毎日はっきりしないお天気が続いています。
水不足という問題もあり、雨がもう少し降ってくれるといいのですが。
塗装の仕事をしていますと、雨は降ってほしくないと思ってしまうのが正直なところです(;´・ω・)

さて、先日より着工いたしました
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前橋市荒牧町の屋根外壁塗装。
屋根はモニエル瓦、外壁は窯業系サイディングです。
先日、洗浄作業を行いました。

こちらのお宅の屋根瓦の特徴ですが、
一見、セメント瓦と見分けがつきにくいのが、この瓦の特徴です。
正式には乾式コンクリート瓦。(メーカー名:モニエル、パラマウント、スカンジア)
窯業系(窯で焼いたもの)屋根材は大きく分けると、粘土系、スレート系、セメント系に分かれ、この瓦はセメント系です。
セメント系はベースをセメントとし、混ぜる材料や比率、製法の違いで、プレスセメント、乾式洋瓦、厚形スレート(コンクリート瓦)に分けられます。
乾式コンクリート瓦セメントと水、骨材を混合し、押形に形成した後、着色セメントスラリー層とクリア塗装を施し養生したものです。スラリー層は、着色スラリーと呼ばれるコンクリートと同質の着色剤を塗布した防水層の事で、クリアー塗装を含め少しずつ劣化し15年ほどでほぼ無くなってしまうそうです。
塗装をするときは劣化したスラリー層をブラシや、高圧洗浄で丁寧に除去しなくてはいけません。
なぜかというと、スラリー層が残ったまま、この上に塗装をしても、すぐに塗膜が剥がれてしまうからです。
そこで!!モニエル瓦を塗り替えする時の重要なポイント!

①、セメント瓦とモニエル瓦を判別する事。
前文で書いたように、セメント瓦とモニエル瓦は非常に似ています。モニエル瓦なのに、セメント瓦だと診断し、スラリー層を除去せずに塗装をしてしまうと・・・・・塗膜が剥がれてしまったということに\(◎o◎)/
ですから診断で間違えない事です。
特徴としては、このように瓦の端を見ると、モニエル瓦はゴツゴツしています。

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逆に、セメント瓦は綺麗な切り口になってます。

②、劣化したスラリー層を除去する事。前文で書いたように入念な洗浄が大切です。

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洗浄前

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洗浄後

③、瓦に合った塗料を専門家に選んでもらってください。

④、劣化した瓦は塗料の吸い込みがかなり激しいので、吸い込みがなくなるまでしっかり下塗り材(塗料)を塗布する事。そうしないと、いくら上塗りを塗っても塗膜が薄~く、瓦の素材を保護する事になりません。

いかがですか。屋根材や、外壁材も素材によってメンテナンスの違いが出てきます。意外と奥深いのです。
ましてや築年数が経つと、同じ素材でも立地条件、生活環境、過去のメンテナンス状況など様々なことが建物に影響しています。人の体と同じように、1件、1件全く同じ状態で劣化はしないということです。
様々な劣化状態を診断してメンテナンス方法をご提案するには、私達塗装業者は、多くの失敗や、経験から学び、日々進化し続ける塗料にも敏感にならなくてはいけませんね。

今日は雨か~~と思ったのに晴れて、少し蒸し暑い日になりました。

皆さん、気温の変化とともに、体調を崩さないようお気を付けくださいね。
今日も一日、お疲れ様でした。ゆっくり体を休めてまた、明日。!(^^)!

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