雪による建物への影響

今週は各地で雪が降り、大荒れの天気となったようです。
私たちが住んでいる群馬県でも数年前の大雪ほどではないですが
雪が積もりました。
各現場、内部工事を行っております。
せっかく年が明けて着工したのに、積雪でお客様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

さて、雪による建物への影響は様々なところで起こります。
主な被害をあげてみますと
・軒先の破損や変形
・落雪による樋の破損・外れ
・落雪によるカーポートの破損
・テラスルーフの破損
・サイクルポート屋根の破損
・軒天井裏の破損
・雪解け水による水漏れ  など
数年前の大雪の時も上記のような被害による修理工事が多く、今回もたくさんのお問い合わせをいただきました。

積雪のよる落雪は外気温が高いときにおこりやすく、つららは外気温が低いときに雪解け水が凍結しやすくなりつららに発展するようです。また、冬場の屋内からの熱も避けることはできません。

このようは被害がおこらないようにするためには、屋根に雪止めを設置するなど対策が必要となります。
内部の雪害対策・・・・室内の温度を維持させ、温度の上昇を抑えるよう屋根裏などの断熱対策。空気の流れを作り、内部    の熱を排出させる換気対策。
外部の対策・・・・積もった雪が落ちて、車やカーポート、隣の家への被害、通行人への被害を防ぐために、屋根に雪止めや雪止めネットを設置する。(雪止めや雪止めネットを設置する場合、屋根の雪が落ちにくくなるので屋根に積雪の負荷がかかる、スレート瓦などは瓦に悪影響を及ぼすなどデメリットもあります)
あまり雪が降らない地域でも雪が降るようになったり、暖冬かと思ったら急に寒くなったり
環境の変化に合わせて、建物のメンテナンスや対策も考え直さないといけないのかもしれませんね。

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窯業系サイディング 自分でできる点検

 

窯業系サイディングの劣化はどんな症状があるのでしょうか
・雨水の侵入による劣化
・シーリング(コーキングとも言います)の切れや割れ
・サイディングのひび割れ、反り、変形、凍害によるもの
・サイディングの変色

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塗膜剥離

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シーリング剥離、ひび割れ

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釘止め部亀裂

 

 

これらの原因は施工不良によるものや、地震などの影響によるものなど様々な状況によっておこります。
そもそも窯業系サイディングは、その表面に耐候性のある塗装が施され、外壁材間には防水用のシーリングが施工され、建物を保護していますが、塗装やシーリング材は永久なものではありません

時々は建物の点検を自分で行って、早めのメンテナンスを行い、建物自体の老朽化を遅らせ、資産価値の維持につなげましょう。

点検のポイント!
●塗装表面の状態を見る・・・変色、苔、落ちにくくなった汚れ、塗膜の亀裂、塗膜の剥離がないか確認
●シーリング部の状態を見る・・・シーリング材自体の劣化によるひび割れ、剥離がないか確認
●外壁材の状態を見る・・・サイディング板の破損、地震などによって発生した釘止め部の亀裂などないか確認

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スレート瓦の劣化

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スレート材、正式名称は住宅屋根用化粧スレート(コロニアルとも言います)
かつては石綿(アスベスト)をセメントで圧縮したものがスレートでしたが、今のスレート材にはアスベストは使用されていません。
主原料としては、セメント、けい酸質原料、繊維質原料、混和材料を用いて加圧成形しています。

では、なぜ、割れや、反りが起こるのか
割れに影響が大きいのは、水分の凍結、融解の繰り返し。
スレート材料の中の水分の何%かが凍結して体積が増加し、成分を引き離します。その時は割れることはなくても、繰り返し発生すると成分同士の接着力が衰え分かれてしまい、割れとなって起こります。経年劣化により、塗膜が薄くなったり、剥離などが起こると、雨水などの水分を素材自体が吸収してしまい、同じような融解を繰り返し起こる場合もあるでしょう。
反りは、例えば表面と裏での温度変化の違いがあれば、温度が高ければ伸び、低ければ縮む。この伸びと収縮が反りの原因となったりします。
またスレート材は、一枚一枚釘やビスでコンパネに固定されています。強い地震によって全体が揺らされると固定されていたポイントに力がかかり、ヒビの原因になります。

メンテナンス時期になると、塗り替えか、葺き替えか悩める所ですね。
スレートの種類によっては塗装できない素材のものもあります。
葺き替えやカバー工法などは、塗装よりも耐久年数は長期に渡りますが、価格は少々高額になります。
今後のメンテナンス、ライフプランに合わせ、メリットデメリットを考慮したうえでご検討してみてください。

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