不公平解消のために

住宅を新築する際にあるハウスメーカーの営業の人は、「うちで一番腕の良い大工を

入れますから」というセールストークをするそうです。

お客様にしてみれば、「一番の腕の大工さんが入るのなら・・・」と決断をするケースも

あるようです。

でも良く考えてみるとお客様にしてみれば、一番腕の良い大工さんに工事をお願いす

るのではなく、その会社に工事を依頼する訳です。

それでは一番腕の良い大工さんにあたらなかった他のお客様はどうなるのでしょう？

要は大工さんに当たり、ハズレがあってはいけないと思います。

大工工事に限らず何の工事でもそうだと思いますが、仕事をする職人さんによって

品質に大きなバラつきがあるのは良くない事なのです。

当然、人間が作業を行いますので、全く同じという事は難しいと思いますが、

一定レベル以上の品質は誰が施工しても保証されなければなりません。

その為には定期的な研修等を通じて技術レベルを上げ、人による当たり、ハズレを

少なくしていかなければなりません。

表面的には良さそうな言葉でも注意が必要な場合もあります。

どのお客様に対しても一番、一番と言う営業などは論外だと思います。

本日もありがとうございました。

写真は今週お引き渡しをさせて頂いた伊勢崎市のS様邸(上)とＩ様邸です。