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スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。 渋川市・吉岡町・前橋市で外壁塗装や屋根塗装を手がける、プロタイムズ渋川店・群馬高前店(有限会社カナイ建装工業)です。
「外壁の色あせやひび割れが気になるけど、すぐに塗装したほうがいいの? それともまだ先でいいの?」
「塗装するならどの季節がベストなの?」
外壁塗装には、時期に関する疑問や悩みがつきません。 実は、外壁塗装には適したタイミングがあり、それを逃すと補修費用が高くついてしまうことも。逆に、時期をしっかり見極めれば、外壁を長持ちさせ、無駄な出費を防ぐことができます。 この記事では、吉岡町の気候を踏まえながら、外壁塗装の目安となる築年数劣化のサイン塗装に適した季節について解説します。 「そろそろ塗り替え時かな?」と感じている方は、ぜひ参考にしてください。
 

1. 塗り替えは築何年が目安? 外壁塗装の基本サイクル

  外壁塗装の塗り替えを行なうべきかどうかは、築年数が1つの目安になります。しかし、気候や使用した塗料によって、塗り替えが必要になる時期は変わってきます。  

築10〜15年が塗り替えの目安

外壁塗装は、一般的に築10~15年が塗り替えの1つの目安とされています。その理由は、大きく分けて外壁材の特性と塗料の耐用年数に関係があります。
外壁材(窯業系サイディング)の特性
日本の住宅の約8割で使われているのが窯業系サイディングです。セメントが主成分のため防水性がなく、出荷時に工場で塗装を施しています。
しかし、その塗膜(塗料の膜)は 5~7年程度で劣化し始めます。
使用する塗料の耐用年数
外壁塗装で一般的に使われる塗料(シリコン・フッ素・無機など)は、10~15年程度で性能が低下します。
つまり、工場出荷時の塗装が5~7年で弱まり、その後10年を超えると塗料自体の防水性や耐久性も落ちてくるため、「築10~15年」が塗り替えの目安となるのです。
また、紫外線や雨が多い地域で外壁が劣化しやすいため、少し早めに塗り替えが必要になるケースもあります。
 

2. 見た目だけじゃ判断できない? 塗装時期を示す “劣化サイン”

「うちはまだ家を建ててから10年も経っていないから大丈夫」と思っている方も注意が必要です。 外壁塗装の目安は築年数だけではありません。立地や周辺環境によって、外壁の劣化スピードは大きく変わります。そのため、築年数だけで判断せず、実際の劣化症状をチェックすることが大切です。 ここでは、塗装が必要かどうかを判断するための代表的な“劣化サイン”を紹介します。
チョーキング(手で触ると白い粉がつく)
外壁を手で触ったときに白い粉が付く現象を、チョーキングと呼びます。紫外線や雨風によって塗料が劣化し、その成分が粉状になって外壁の表面に出てくるのが理由です。
外壁を手で触ったときに白い粉が付いたら、塗装の機能が低下しているサインといえます。
クラック(ひび割れ)
クラックと呼ばれるひび割れには2種類あります。
幅0.3mm未満の細いひび割れ(ヘアークラック)は、すぐに大きな問題になるわけではありませんが、塗装の劣化を示すサインです。そのまま放置せず、塗り替えのタイミングを意識しておきましょう。
一方で、幅0.3mm以上の大きなひび割れ(構造クラック)は、建物自体の構造に負荷がかかっている可能性があります。放置すると雨漏りだけでなく耐久性にも影響を与える恐れがあり、外壁塗装だけでは対処できない場合もあります。
コーキングの痩せ・割れ
コーキングとは、外壁材やサッシの継ぎ目などに充填されているゴム状の材料で、雨水の浸入を防ぐ役割を担っています。
しかし紫外線などの影響で5~10年ほどで劣化し、ひび割れや痩せ、剥がれといった症状が出てきます。
小さな割れであれば補修だけで済む場合もありますが、放置すると雨水が入り込み、外壁材や建物内部の腐食につながる恐れがあります。
カビ・コケの発生
カビやコケの発生は、外壁の防水性が低下しているサインのひとつです。
特に日当たりや風通しの悪い北側の壁や湿気がこもりやすい場所に出やすく、外壁が水分をはじきにくくなっている可能性があります。
少量であれば洗浄して落とせますが、繰り返し発生する場合や広範囲に広がっている場合は、塗料の防水機能が弱まっていると考えられます。
 

放置すると内部の腐食や雨漏りに発展するケースも

ひび割れやコーキング割れによって壁に隙間ができたり、チョーキングによって塗装の防水機能が失われたりすると、内部に雨が浸入する可能性があります。 その結果、内部の建材が腐食し、大規模な修理が必要になることもあります。 こうした劣化サインを放置すると補修費用が高額になるため、1つでも当てはまる症状が見られたら、早めに専門の会社へ点検を依頼することをおすすめします
 

3. 外壁材や塗料の種類で変わる! 耐用年数の目安

外壁材や塗料の種類によって、耐用年数には大きな違いがあります。 ここでは、それぞれの外壁材や塗料の耐用年数を紹介します。目安を知っておくことで、塗り替えのタイミングを判断しやすくなります。 外壁材ごとの耐用年数
外壁材の種類
耐用年数の目安
木質系サイディング
7~10年
窯業系サイディング
7~8年
モルタル
8~10年
ALCパネル
8~10年
金属系サイディング
10~20年
樹脂系サイディング
10~20年
タイル
10~20年
耐用年数はあくまでも目安です。 環境条件や施工品質によって前後するため、日頃から外壁の状態をチェックしておくことが大切です。 塗料ごとの耐用年数
塗料の種類
耐用年数の目安
アクリル
3~7年
ウレタン
5~10年
シリコン
10~13年
ラジカル制御型シリコン
12~15年
フッ素
15~20年
無機塗料
15~25年
塗料の劣化は、初期のうちは外観に現れにくいのが特徴です。そのため、耐用年数を過ぎて見た目に変化がなくても、実際には防水性が落ちていることがあります。 チョーキングやひび割れなどの劣化サインが出ていないかをチェックすることが大切です。  

長持ちするかどうかは施工会社の腕次第

外壁塗装は、同じ塗料を使っても施工方法職人の技術によって耐用年数が変わってしまうこともあります。経験が浅い会社に依頼すると、数年で不具合が出るケースも珍しくありません 当店では、一級塗装技能士の資格を持った有資格者が検査を行ない、慎重に工事を進めていきます。さらに、万が一、施工後に不具合が起きた場合でも、当店とプロタイムズ本部の保証が受けられる「 W工事保証 」制度があるため安心です。
 

4. 吉岡町の特徴と塗装に最適な季節とは?

塗装はどの季節でも可能ですが、気温や湿度といった気象条件によって仕上がりや作業効率に差が出ます。 榛名山の麓から利根川沿いの平野へと広がる吉岡町は、西側の山間部は冬に雪が降りやすく、東側の平野部は、夏は暑く冬は乾燥しやすい特徴があります。 こうした地域ならではの特徴も考慮し、外壁塗装を行なう時期を選ぶことが大切です。  

ベストシーズンは春と秋! 気温も湿度も安定

外壁塗装を行なう際は、次のような条件を満たしている必要があります。
気温が5度以上あること
湿度が85%未満であること
雨・雪・強風がないこと
外壁に結露がついていないこと
これらの条件を1つでも満たしていない場合は、外壁塗装を行なうことはできません。 春と秋は、気温が15〜25℃前後と安定し、湿度も高すぎないため、塗料が最も乾きやすく仕上がりが良い季節です。雨が少なく天候も安定しているため、工期が予定通りに進みやすいというメリットもあります。 また、窓を養生でふさいでも過ごしやすい気候のため、真夏や真冬に比べて生活への負担が少ないのも大きなポイントです。  

夏は塗料が乾きやすい! でも施工中の注意点も

夏は日照時間が長く、気温が高くなりやすいため、塗料がすぐに乾きます。さらに作業時間も長く取れるため、作業を早く進められるメリットもあります。 しかし、養生をするため、窓を開けられません。夏は暑くなりやすいためクーラーを付けている可能性がありますが、念のため注意しておきましょう。  

冬は気温と降雪に注意! 施工できる日が限られる

冬は気温が5度以下になるケースがあり、施工不可になる可能性があります。ただし、吉岡町では冬の平均最高気温は5度以上になるため、降雪がなければ塗装は可能です。 しかし、平均最低気温が5度を切ると塗料が乾きにくいため、作業時間は限られます。また、日照時間が短いため、乾かすための時間が短いうえに、作業時間が短くなる点にも注意が必要です。  

【吉岡町】山間部と平野部での適した時期の違い

吉岡町は、山間部と平野部で気候条件が異なります。 冬は山間部で雪が多く降るため、塗装作業ができない日が続くことがあります。そのため、春まで待つか、雪が降る前の秋までに工事を済ませるのがおすすめです。 一方、平野部は雪が少ないため冬でも塗装は可能ですが、寒暖差で結露が発生すると塗料が乾きにくくなる場合があります。 施工する際は、その日の気象条件を確認することが重要です。
 

5. 塗装は必要? そんなときはプロの無料診断

外壁塗装が本当に必要かどうかは、見た目だけでは判断できません。 小さなひび割れやコーキングの痩せ、カビやコケなどは一見わかりにくく、放置すると建物内部の劣化につながる恐れがあります。そのため、専門知識を持つプロによる診断を受けて、適切な時期を見極めることが大切です。 当店では、外装劣化診断士の資格を持ったスタッフが無料で診断を行なっています。外壁だけでなく屋根やコーキングまでしっかりチェックするので、安心しておまかせください。
 

6. 適切な時期に塗装するなら、信頼できる会社へ

適切な時期の塗装を実現させるためには、信頼できる会社に相談することが大切です。 「今すぐ工事しないと危険です」と不安をあおったり、外壁を詳しく調べずに見積もりを出してきたりするような悪徳業者では、最適なタイミングでの塗装は望めません。 信頼できる会社であれば、建物診断を丁寧に行ない、必要な工事とそうでない工事をきちんと説明してくれます。そのため、お住まいの状態に合わせて、本当に必要なときに最適な塗装工事を行なうことが可能になります。 プロタイムズ渋川店・群馬高前店(有限会社カナイ建装工業)では、外装劣化診断士の資格を持つスタッフがお住まいを隅々まで診断し、安心のアフターフォローもご用意しています。また、吉岡町や周辺地域の気候や立地を熟知しているため、塗装に適した時期や工事の進め方についても的確にご提案できます。 外壁塗装は、相談したらすぐに工事が始まるわけではありません。特に春や秋は予約が集中し、実際の施工までに2か月ほどかかることもあります。 塗装を検討している方は、まずは建物診断だけでも受けてみてはいかがでしょうか。当店の診断は無料ですので、お気軽にご相談ください。
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