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スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。 渋川市・吉岡町・前橋市で外壁塗装や屋根塗装を手がける、プロタイムズ渋川店・群馬高前店(有限会社カナイ建装工業)です。 今回は以前施工させていただいたときにおこった実際に経験したお話から色選びのポイントを解説していきたいと思います。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ とある渋川市内の住宅の塗り替え工事にて・・・ 足場着工から高圧洗浄、コーキング打ち替え、養生、軒天塗装と工事は順調に進み、外壁の下塗りが終わり、中塗り(上塗り材1回目)に入った時でした。 「選んだ色と塗った色が違いますけど発注を間違えていませんか?」と言われました。 間違えていたら大変だと思い色を確認。 しかし・・・発注した色は間違えてはいなかったのです。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 「なぜこのようなことが起こるのか」 人の目の錯覚でおこりえる色選びの失敗。 一度塗ってしまったら10年から15年は毎日見て過ごす建物だからこそ色選びを失敗したくないですよね。 そこで ”色選びにおこりえる事” ”こうして選べば失敗を防げる!” ということをまとめましたのでぜひ色選びの参考にしていただきたいと思います。 まず初めに 工事を契約すると初めに建物の色を決めていただきます。 ※塗料は発注してから即日入るものもありますし、2~3日かかる場合もあります。土日を挟むとすぐには入荷しないので、遅くても着工日3日から着工日までには決めてください。 色を決めるために必要なのが「色見本」。 塗料メーカーでだしている色見本のほとんどが このように小さな色がたくさん並んだ色見本です。 色選びで”失敗”してしまうことの一つがこの小さな色見本で色を選ぶこと なぜなら 色には「面積効果」というものがあります。 「面積効果」とは目の錯覚により生じるもので、同じ色であっても面積が変わることで色の明るさや鮮やかさ、色合いの感じ方が変わるというものです。 下の画像をご覧ください。 色の面積の大きさで感じ方が少しわかるのではないでしょうか? 明るい色は広い面積になるとより鮮やかに、暗い色はより暗く、色によってはより明るく感じられるという特性で、お家の外壁ともなると、かなりの面積を塗ることになります。小さな色見本だけで色を決めてしまうと、いざ塗り終わった後に「あれ、こんな色だったかな」「こんなに派手な色だったかな」と仕上がりに満足できずトラブルの原因ともなります。色を決める際にはできる限り大きいサイズの色見本をもらうようにしましょう。 だけど・・・・ 小さな色見本しか渡されなかったという方。 それにはこんな理由があります。 塗料メーカーに発注すると殆どのメーカーで 通常A4サイズの色見本(見本板)を作成してもらえるのですが (※大きなサイズの色見本を備えている塗料メーカーもあります) しかし!見本板の作成料金が発生するのです。 小さな色見本は無料。A4サイズは有料。 ですから業者さんに「大きな色見本を見たい」と言わないと 初めから用意してくれることはないと思います。 ですから 業者によっては色見本作成代がかかることをお忘れなく! (1枚/800~1000円)無料の業者もあるかもしれないので 無料か有料かどうかを確認してから頼んでください。 ここまでの簡単なまとめは下記のとおりです。 ①小さな色見本で気になる色をいくつか選ぶ。 ②業者にA4サイズくらいの色見本を作成してもらえるか確認 ③それは無料か有料か確認 次は 色見本を「見る場所」に要注意!!デス。 その理由を解説します。 多くの場合、色見本帳は室内で見るかと思います。 なかなか外に持ち出すことはないでしょう。 ただし、ここでも気をつけていただきたい点があります。 こちらは 同じ色の色見本を室内で見た写真と ↓ 屋外で見た写真です↓ つまり室内で撮影した場合と屋外で撮影した場合の見え方を比較したものになります。 左が室内の蛍光灯もとで、右が屋外で日光のもとで見たものです。写真と肉眼とでは色の見え方はまた違ってきますが、屋内で見るのと屋外で見るのとで同じ色であっても見え方が変わるのがわかるでしょうか。それは、蛍光灯や白熱灯など光を発生させる光源によって色の見え方が変わってくるためです。                          これを光源色と呼びます。 その為、室内で蛍光灯の下で見る色と、屋外で太陽光の下で見る色                        とでは見え方が変わってきます。 当たり前の話ですが実際に塗料を塗るのは外装ですので、外壁色のサンプルを見る際も室内で見て終わりではなく、屋外で晴れた日に見るようにしましょう。 そしてここがもう一つのポイント!! 明暗で選んだ色の見え方がどんなふうに変化するのかを確認しましょう。 なぜなら当然ですが、晴れた日も曇りの日も雨の日も、日が当たる場所も日陰の場所もあるからです。 陽の当たる場所↓ 日陰の場所↓ 【まとめ】 ①小さな色見本で気になる色をいくつか選ぶ。 ②業者にA4サイズくらいの色見本を作成してもらえるか確認 ③それは無料か有料か確認 できれば大きな色見本を作成してもらう。または借りる。 ④大きな色見本を「屋外」で見る ⑤明るい場所や暗い場所で色の見え方を確認する 色見本という塗料の色を見て色を選びながら、頼んだ業者でシュミレーションができるのであればシュミレーションを使って実際の自宅の建物(画像)に選んだ色を落とし込んでみてください。 塗装したらどんな風になるのかリアルに想像することができます。 別の色選びの方法は今お伝えしたことの逆。 ①カラーシュミレーションで自宅の建物にあった色をシュミレーション。 ②いくつか色の候補を選ぶ ③A4版の見本板を注文 ④屋外のいろいろな場所で色を確認する。 ⑤色を決定する 家の塗り替えが決まると、よそのお宅の建物の色が気になるものです。いろいろな住宅を見て、普段からお気に入りの色のイメージを膨らませておくと悩みすぎずにスムーズに色きめができると思います。 お家は一度塗り替えると、気に入らなかったからといって簡単に塗り替えることができるものではありません。遠慮することなく、色選びに必要な色見本帳を担当へ依頼してください。 長文最後まで読んでいただきありがとうございました。 Instagramではもっと簡単に、一般の皆様の住宅の塗替えに役に立つ情報や知識を発信しています!!Instagramもぜひご覧ください。↓ ↓ ↓          

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